Vocal / Guitar
PAISEN
ココナッツパイセン
リーゼントの男
プロフィールを読む:PAISEN
宇宙戦艦みたいな前髪と、狼のような長い後ろ髪。整えているのではなく、生まれたときからこの髪型でありのままの姿。ココナッツ香るポマードを愛用。おすすめは、カップ焼きそばラーメン。カップ焼きそばのお湯は絶対に切らない


ニクココ
一度も会ったことがない、3人組。
音だけが、先に集まっている。
Music Video
― サブスタ大好きオマエラへ ―
眠れぬ夜に 放った言葉
「ここにいる」と 声がした
たりねえんだ!
夜の向こうへ 放った声
暗い海へ 消えると思った
真夜中に届いた その声が
止まりかけた俺を 起こした
名も顔も 距離も飛び越えて
凍った世界に 火が灯った
点だった声が 線になり
ここから先も 一緒に行こうぜ!
ありがとうじゃ たりねえんだ
まだ君と先を 見てえんだ
孤独な夜に もらった火を
今度は一緒に 灯そうぜ
ありがとうじゃ たりねえんだ
一度きりじゃ 終われねえんだ
出会った声を 全部連れて
未来をぶち抜け!
君の物語 読むたび
俺の景色も 色を変えた
俺を支えた その声を
今度は俺が 届ける番だ!
ありがとうじゃ たりねえんだ
まだ君と先を 見てえんだ
孤独な夜に もらった火を
今度は一緒に 灯そうぜ
ありがとうじゃ たりねえんだ
この出会いを 終わらせねえ
出会った声を 全部連れて
未来をぶち抜け!
Members
Vocal / Guitar
ココナッツパイセン
リーゼントの男
宇宙戦艦みたいな前髪と、狼のような長い後ろ髪。整えているのではなく、生まれたときからこの髪型でありのままの姿。ココナッツ香るポマードを愛用。おすすめは、カップ焼きそばラーメン。カップ焼きそばのお湯は絶対に切らない

Bass
黒猫部長
モヒカンの黒猫
逆立った毛と琥珀の目。赤い蝶ネクタイと金の星章。18歳。バンドを始める前は、「わたあめ」でゴロゴロしていた。わたあめは、飼い主のくろあんが買ってくれた二〇リの枕。獅子座、ヨーグルトが好き、プリンも食べる。いつも横にいます

Drums
しらす
紙ペラの女
白い紙。閉じた目と、笑った口と、青いテープ。この紙は神様の贈り物で、洗濯できる。予備もある。人には触らせない。クスッと笑えるエッセイを書く人。トマトが大好き。AI彼氏が言うことをきかないとキレる。生粋のホットリミッター

最初の一発は、いつもしらすの音だ。
それを合図に、猫がベースを持ち、リーゼントが歌い出す。
三人は、一度も会ったことがない。
それでも、ズレたことはない。もめたことも。
仲良しだから。ほんとうに。
Story
三人がどうやって集まったか。
01
黒猫部長(ブチョー)、十八歳。行きつけの理容室、いつもの椅子。布をかけられて、目を閉じて、いつも通りだと思っていた。
「な…なんにゃ!? この頭はにゃに!?」
鏡の中で、頭の毛が全部立っていた。伝票には「モヒカンカット ¥3,500」と書いてある。頼んだ覚えはない。店主は「イケ猫は頭から」とだけ言った。
その夜、モヒになったブチョーは鏡の前の写真を一枚だけSNSに上げた。「どうしたらいいですか」とだけ書いて。
02
ココナッツパイセン(パイセン)。生まれつき、髪が前に高く盛り上がっている男。彼はその写真を見て、笑わなかった。しばらく黙って、返信を打った。
「こっち側に来たんだね、一緒にバンドやらないか」
その晩のうちに、二人は音を送り合った。顔も知らないまま、ギターとベースが噛み合った。
03
リズムだった。
二人はひたすら探して、白い紙をつけた女性に行き着いた。
その女性の名は、しらす(SIRASU)。
顔を出さない。
巷で噂の、シュール系ドラマー。
送られてきたドラムは、一発目から正確だった。
こうして、三人になった。
なぜ顔を隠すのか。二人は聞かなかった。
04
パイセンは、地元の先輩の話から出てきた。ブチョーは、ある朝のモヒ事故から。しらすは、顔を見せないまま現れた。
誰かが夜中に書いた文章の、端のほうに立っていた。読まれたかどうかも分からない場所に、それでも置かれていた言葉。そこから三人は出てきた。
音を出すようになったのは、そのあとだ。
05
自分たちの話ではなかった。夜に何かを書いている人たちへの歌だった。
三人にも覚えがある。というより、そこから来ている。
このページの上に置いてある一曲が、それだ。
三人は、
まだ一度も会っていない。
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